2015年は楽しみな車がたくさん登場する1年になりそうですね。
ホンダのS660もその一つですけれども、ホンダは相次ぐリコール問題で
レジェンドの発売が延期になるなど、悪戦苦闘しています。
そんな中、ユーザーの期待が高まるS660の最新情報が明らかになりました。
限定車は2015年2月から予約が開始され、4月から順次納車。
予約は「先着順」となりますので、欲しい方は今すぐディーラに連絡を。
「予約の予約」みたいなことができるといいんですけども(^^ゞ
限定車の販売台数はわずか660台。
ダイハツの新型コペンが発売当初4000台近く予約が入ったことを考慮すると
限定車については、予約開始後すぐに「完売」ということもありえます。
そして、4月から発売される「通常モデル」は月産台数が40台とこれまた希少。
通常モデルをすぐに予約しても、一番早くて納車は7月になります。
【注目すべきS660のスペック情報】
2015年は軽自動車税が倍以上増税されます。
今まで庶民の味方だった軽自動車が増税されますと、ホンダを始めとする
軽自動車メーカーへの打撃は必至の情勢となります。
それでも普通車よりは安いですから、影響は限定的だろうという見方も
あるのですが、少なからず影響はあるでしょう。
軽自動車には「馬力規制」というものが存在しています。
昔、軽自動車の排気ガスが大きな問題となっていた時に、各メーカーは
排ガス規制をクリアするための技術開発に必死でした。
そのため、過度なパワー競争を避けましょう・・という決定をしたのです。
すでに軽自動車の自主規制決定から30年以上が経過しています。
確かに、30年前の軽自動車・・真っ黒い煙をモコモコと吐きながら
ものすごい爆音で走っていましたよね~。
あれから30年の月日が経過して、軽自動車の排気ガスもだいぶクリーンに
なりました。
そして、技術も大幅に向上して、軽自動車のターボ車では、いとも簡単に
64馬力という規制をクリアできてしまうようになったんです。
現在の軽自動車、わざとパワーが出ないように、主に排気系等に抵抗を
付けて、64馬力に抑える設計になっています。
昔は64馬力にするために大変な努力をしたわけですけれども、今は逆です。
わざわざ無駄な経費を使って、馬力を落としていることになります。
【結局64馬力だったホンダS660】
というわけで、軽自動車の税金が上がるに伴って、その代償として
軽自動車のパワー規制が撤廃されるのではないか?と噂されました。
実は私も、S660は少なくとも80馬力以上のパワーで発売されるだろうと
思っておりました(^^ゞ
そんな淡い期待は見事に裏切られ、今回発売するS660は64馬力のままです。
私がなぜ、軽自動車の馬力規制撤廃を期待したかというと、
軽貨物車って増えてるじゃないですか?
特にインターネットでお買い物をする私達にとっては身近な存在です。
そういった軽貨物車などにも、馬力の枠がなくなれば、もうちょっと荷物を
積みこむことができて配送効率が良くなったり、軽トラックももっと荷物を
積んでスイスイ走れるようになることを期待していたんです。
ホンダがその口火を切ってくれるかなぁと思っていたのですが・・(^^ゞ
私としてはちょっと残念だったんですけどね、こればっかりは仕方ない。
噂によると「1年後」に100馬力化されるって話もありますし。
S660は久々にホンダらしい、私達をワクワクさせてくれる車です。
スイスイ走れてしっかりスポーツカー。
予約開始は2月から、発売開始は4月からとなります。
ホンダは、2014年度内に6車種を発売する強行スケジュールを組んでいます。
リコール問題にめげず、ホンダらしい車をどんどん作って欲しいですね。
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