スギ大国と呼ばれる日本では、例年春が近づいてくると花粉症に悩まされる人が多くなってきます。実は私は慢性的な鼻炎でして、花粉症の時期に限らずとも辛い日々を送っているのです。
気になる2015年の花粉飛散量予測が発表されました。今年は雨の多いシーズンでしたが、関東地方から東北地方にかけては猛暑だったため、飛散量は例年の1.5倍になるとも言われています。
逆に西日本では雨の日が多かったので、スギ花粉の飛散量はすくなくなるそうです。スギ花粉が飛散し始めるのは2月の下旬から、このころは風邪やインフルエンザなども流行するので、冬の終わりのダブルパンチとなります。
「お、風邪か?」と思ったら花粉症だった・・という経験は多くの方がお持ちだと思います。2月以降は風邪、インフルエンザなどの予防と共に花粉症の予防のためにもマスクを着用しましょう。
そもそも、日本ではなぜこんなにも花粉症が多いのか?しかもスギ花粉なのか・ということですが、日本は何と国土の70%が森林です。日本の7割は森からできています。そのため空気もキレイで水も美味しい。
70%を占める森の41%が「人工林」でできていて、そのうちの18%がスギなんです。スギは花粉症を引き起こすので、都会では嫌われ者ですが、二酸化炭素の吸収量が多いなどの利点もあります。
東京では、森林の40%がスギで、風で運ばれてくるとコンクリートの上に積もります。それがまた風によって舞い上がるという悪循環を形成しているのです。
花粉症の方、原因は「スギが多い」ということでは無く「土が少ない」ということみたいですね。
花粉量の予測って、毎年「やや多い」とか「10年に1度の多さ」とか「ここ数年で一番」とか、ボジョレーヌーボーのキャッチコピーみたいになっているような気がします。
ま、花粉症関連グッズ売り込みのためと、スポンサーのことを考えると、テレビも「今年は花粉飛ばないから大丈夫」なんて言えないわけですよ。
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