今や社会問題にまでなっているのがブラック企業のとんでもない経営実態ですね。
最近ではあのアリさんマークの引越社の社員が、ブラックな扱いを受けたとして訴訟問題にまで発展することとなっています。
ニュースにもなっておりましたので、内容については皆さんもよくご存じだと思います。
企業としてとどめの一撃となったのが、副社長が労働組合の人々に対して怒鳴り散らす動画の存在です。
こちらの動画は、すでに60万回以上再生されたそうで、アリさんマークの引越社にとっては、とんでもないマイナスイメージとなり、今後経営に響くことは間違いありません。
数ある引越し屋さんの中から、わざわざこのような方が副社長を務める会社を選ばなくても良いわけですからね。
私も企業に勤めていますが、すべてきっちり労働基準法の通りにやろうとすると、やや無理が出てくることもあるとは思っていますし、意欲的な人と、そうでない人と、いますから。
すべてを全部ひとくくりにして「労働者」と言ってしまうと、意欲的で自ら進んで意見を言い、言った意見に対して自分の時間を使ってまで調べてくる人がかわいそうではあります。
ただ、アリさんマークの引越社の場合、なんの説明も無いまま、残業代を支払わなかったり、仕事中の事故による荷物の破損はすべて社員の負担になったりと、いくらなんでもブラックすぎる。
私も、社員の意見だけ聞いて判断するのは良くない・・と思っていましたが、この動画を見てはっきりわかりました。今回の件、経営側に大きな問題があるな・・と(100%ではないけど)
【副社長の恫喝動画を見て思ったこと】
まず、この副社長ですが、自分がスマホなどで撮影されれば、あっという間に世間に醜態をさらすことになることをわかっておりません。
足を踏まれて「お前、何踏んでんねん、オイ!」、「何をぬかしとるんや、コラァ!」「誰に言うてんねん」など、自分が世間から注目を集めている存在であることにすら気づいていません。
はっきり言って、副社長がこれじゃ、会社として成り立ってないんじゃないの?と思うのが普通ですね。
もう一つ感じたのは、訴訟を起こした男性が10月1日付けで復職しているということについてなのですが、戻ってもあまり良いことがあるとは思えないので、しっかりと納得する形で引くところは引いたほうが良いかも・・。
アリさんマークの引越社には、追い出し部屋なるものがあるそうです。
この前、大阪府がやりましたけど、能力不足による解雇ってやつですね。なんでも1年間の研修期間のようなものを設けて、それでだめだったから解雇というやり方らしいです。
これは素晴らしいなと思いました。企業は能力の無い人でもなかなか解雇はできませんからね。しっかりとガイドラインを作って、不適合という判定を下すことができるのは良いやり方です。
企業もある一定のところで、そういうやり方も考えていかないと、不当な扱いをされて廃人のように扱われるケースが今後も後を絶たないかもしれません。
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