選抜出場9回を誇る関東の名門「浦和学院」関東屈指の実力校は今年も関東王者に輝き、神宮大会でも準優勝の活躍を見せました。投打がかみ合うとはこのようなチームのことを言うんだなと感じさせる、バランスのとれた素晴らしいチームです。
浦和学院は2013年に選抜の王者に輝いています。今年の浦和学院は好投手江口を中心に、どちらかと言うと打ち勝つ野球を展開しています。大量得点に守られる形で江口の調子もうなぎのぼりとなりました。
浦和学院高校の選手紹介
このチームのカギを握るのはやはり打線の調子だろうと思います。先制点を叩きだして江口の投球を援護したいところ。仙台育英の佐藤世那投手には1点しか取れなかった苦い記憶があります。
好投手を迎えた時に、このチームの本領が試される時が来ます・・個人的には大阪桐蔭高校と浦和学院がどこかで対戦するようなことになると面白いと思っています。組み合わせにも注目してくださいね(^^ゞ
※主力メンバーのみ
打撃成績
(氏名・学年・ポジション・打率)
・江口奨理 3年生 投手 .152
・西野真也 3年生 捕手 .326
・山崎滉太 3年生 一 .353
・臺 浩卓 3年生 二 .319
・諏訪賢吉 2年生 三 .275
・津田翔希 3年生 遊 .340
・荒木裕也 3年生 左 .409
・幸喜勇諮 2年生 中 .349
・高橋 司 3年生 右 .347
・チーム打率:.318
投手成績
(氏名・学年・防御率)
・江口奨理 3年生 1.57
・小倉匡祐 3年生 1.59
【戦力分析】
チーム打率は程よい感じですね。それほど猛打という感じは全然しませんね。ところが浦和学院は、最近10試合の平均得点が9点ですからね、仙台育英戦で1得点だったことを考えると驚異的な得点力を誇っています。強豪校との戦いでは粘り強く効率的な戦いを繰り広げてくれそうです。
今年の選抜でも投打の噛みあったしっかりとした野球を展開してくれそうです。先制点を叩き出せるかどうかが勝利のポイントとなります。ご注目ください。
【投手力分析】
浦和学院の不動のエース、左腕の江口投手です。ストレートの球速が120キロ台後半と、現在の高校野球では打ちごろの球速となっていますが、彼の持ち味は球速よりもキレとコントロールです。低めへのコントロールが試合のカギを握ります。
球速の無い江口投手がなぜ、甲子園の舞台で活躍することができるのか?それは完成された投球フォームとコントロールです。遅い玉をいかにコントロールするか、よく考えた投球をしている印象です。
打者に背中を見せるように、自分の持っているボールを打者から見えないように投げるフォームは、打者から見た時に肩の上からいきなりボールが飛び出してくるような印象だと思います。
以前、元ジャイアンツの桑田投手が言っていました「スピードガンはいらない」
その言葉の意味は、球速よりも打者から近いところでリリースすることのほうが大事だということです。江口投手は速球中心の高校野球投手陣の中で活躍できる技巧派投手です。
ボールが緩い分、スタミナ面でも安心して見ていられそうです。私がこの大会で一番活躍して欲しい投手の一人が江口投手。このピッチャーが活躍できるような試合は見どころ満載の素晴らしい試合に間違いありません。
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