敦賀気比高校と言えば、昨年の夏の大会でベスト4にまでのぼりつめた強豪チームのイメージが残ります。昨年の夏の大会の準決勝では大阪桐蔭を相手に9得点を上げるなど、打撃中心のチームという印象です。
昨夏も準決勝まで一人で投げ切った2年生のサウスポー平沼が今年もエースとして中心的な役割を果たしています。昨年よりも穏やかなチームとなった敦賀気比も優勝候補の一角です。
敦賀気比高校の選手紹介
昨年ほどの派手さは無いものの、エース平沼の成長とともにまとまってきた敦賀気比高校。神宮大会では2回戦で姿を消すという波乱もありました。全ては平沼の出来にかかっていると言っても過言ではありません。
※主力メンバーのみ
打撃成績
(氏名・学年・ポジション・打率)
・平沼翔太 3年生 投手 .500
・嘉門祐介 3年生 捕手 .297
・上田竜也 3年生 一 .306
・中井基継 3年生 二 .371
・篠原 涼 3年生 三 .429
・林中勇輝 2年生 遊 .318
・森 茂樹 3年生 左 .333
・山本晧大 3年生 中 .421
・木下祥吾 3年生 右 .450
・チーム打率:.380
投手成績
(氏名・学年・防御率)
・平沼翔太 3年生 1.33
・山崎颯一郎 2年生 2.45
【戦力分析】
キャプテン篠原が打線を引っ張るキーマンだと思いますが、やはりこのチームは平沼の調子をどう引き上げられるか?がポイントです。先制点を挙げて平沼に最高のムードを提供することができれば優勝まで一気に突っ走る可能性もあります。
問題は平沼をどう「温存」するのか?です。おそらく点差が開いた時のリリーフは2年生の山崎になると思いますが、実力通りのチカラを発揮すれば、甲子園でもそこそこ踏ん張れると思います。
【投手力分析】
エース平沼は昨年の夏の大会ベスト4投手として実力は証明済みです。ただ、夏の準決勝では明らかにスタミナ不足でした。春の甲子園は最大5試合です。気候の良い中で行われる大会でスタミナ面も万全か?
平沼の足を大きく上げる投球フォームは、昨年の大会から私の記憶に残っています。このピッチャーは相当下半身が強いです。かなり鍛えられているなぁと言った印象をもちました。
ただ、投球スタイルが豪快な分だけ、トーナメントを勝ち進むとスタミナに不安が残ります。どれだけスタミナがあっても、連戦では疲労が蓄積していまします。
そこで重要なのは、リリーフの存在です。リリーフの有力候補は身長188cmの本格派右腕2年生の山崎投手です。欲を言えば山崎投手が先発できる展開になると、平沼投手の良さも引き立つのでは無いでしょうか?
ベスト4と悔しい思いをした敦賀気比高校、狙うは打倒大阪桐蔭と優勝旗です。
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