第87回選抜高校野球大会が、3月21日から12日間の日程で行われます。優勝候補の筆頭として注目されているのは、神宮大会優勝の仙台育英高校です。
ドラフト候補として注目されている佐藤世那投手を中心に、守りの野球も攻めの野球も、展開に応じてこなせるチーム力の高さがウリです。
今日は、前評判ピカイチの仙台育英高校の戦力分析を行なっていきます。特に投手の佐藤世那選手に関しては詳しく分析していくことにしてみましょう。
仙台育英高校選手一覧
仙台育英高校は春・夏とも甲子園での優勝経験はありません。甲子園常連チームなのに意外ですよね。選抜出場は今回が10回目となります。優勝に最も近いチームとされる仙台育英高校の戦力分析いってみよう!
※主力メンバーのみ
打撃成績
(氏名・学年・ポジション・打率)
・ 佐藤世那 3年生 投手 .341
・郡司裕也 3年生 捕手 .475
・佐々木良介 3年生 一 .339
・谷津航大 3年生 二 .188
・佐藤将太 3年生 三 .391
・平沢大河 3年生 遊 .370
・紀伊海秀 3年生 左 .417
・青木玲麿 3年生 中 .347
・百目木優貴 3年生 左 .231
・チーム平均 .344
投手成績
(氏名・学年・防御率)
・佐藤世那 3年生 1.20
【戦力分析】
佐藤世那選手が中心の守りのチームかと思っていましたが、4番を任されている郡司選手と紀伊選手が公式戦通算成績4割超えの高い打率を残していますよね。その他の選手も3割後半の成績を残しています。
あとは、強豪校の実力派投手が出てきた時にどこまで対応できるかが勝負のポイントになると思います。神宮大会優勝の経験を活かすことができれば優勝候補ナンバーワンであることは間違いありません。
【佐藤世那投手について】
佐藤投手は144キロの直球と緩急、落差のあるフォークボールが武器の本格派右腕です。まだ成長途中という感じがするので、この春の大会中も勝ち進んでいくごとに成長していく佐藤投手が見られると思います。
投球を見ると、まだまだ発展途上と思われる部分がいくつかあります。投球フォームももう少し改造が必要かもしれません。ポイントはアウトコースへのコントロール。特に左バッターのアウトコースに変化球が決められるかどうかです。
私が見た限りでは、インコース攻めはコントロール的にまだ厳しい感じでしょうか・・。この冬のトレーニングで下半身がどっしりしてくればインコースへのコントロールも安定してくると思います。
球速については、144キロと伸びのあるストレートなのですが、左バッターからするとそれほど速くは感じないと思います。ランナーを背負ってからの投球にも注目してください。クイックが苦手な感じがします。
仙台育英の新チームでの勝敗は63勝3敗1分です。
順当に勝ち残って、優勝街道を驀進して欲しいと思います。ちょっと厳し目の評価をしてしまいましたが、是非とも東北に優勝旗を持ち帰ってほしいと思います!
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