和歌山県から21世紀枠で選抜出場の切符を掴んだ桐蔭高校は実に52年ぶりの選抜甲子園出場となりました。文武両道の桐蔭高校は第1回夏の甲子園から100年間もの間、夏の甲子園予選に出場しています。
また、21年と22年に史上初の連覇を成し遂げるなど、全国でも有数の古豪として有名な学校です。強豪校と比較すると体格的にも見劣りするのはやむを得ないとして、精神面の強さで周囲の高校球児にも影響を与えるような桐蔭らしい野球を甲子園でも見せてほしいと思います。
文武両道、狭いグラウンド、夏の大会100年連続出場などの実績を買われての21世紀枠選出となりました。現役の選手たちはもちろんですが、OBも含めて全員で勝ち取った選抜出場となります。
桐蔭高校の選手紹介
甲子園出場は夢のまた夢、50年以上の時の流れが、その道程の険しさを物語ります。桐蔭高校を率いる伊藤監督は真っ直ぐな正確で、古きよき野球部の伝統を知る名将です。
選抜高校野球への出場は第1回大会から11年連続出場で、連続出場記録は未だに破られることはありません。和歌山大会ベスト8、甲子園大会でまずは「1勝」を目指すチームです。
※主力メンバーのみ
打撃成績
(氏名・学年・ポジション・打率)
・伊澤由紘 3年生 投手 .267
・草野智行 2年生 捕手 .375
・西 柊平 3年生 一 .333
・石井佑典 3年生 二 .176
・橋中基岐 3年生 三 .529
・橋本翔馬 2年生 遊 .333
・田端希丞 2年生 左 .267
・上山怜央 2年生 中 .250
・鶴我直樹 3年生 右 .350
・チーム打率:.320
投手成績】
(氏名・学年・防御率)
・伊藤由紘 3年生 3.05
【戦力分析】
打線が好調な桐蔭高校、パンチ力はありませんが、単打をバントでつないで1点づつ取る野球です。打撃の中心は「西 柊平」と「鶴我直樹」です。二人共身長180cmを超える大型スラッガーで、桐蔭高校の中軸を任されます。
二人の中心バッターの前にどれだけランナーを貯めることができるか?勝敗のポイントは、出るべき人が出る、送るべき人が送る、打つべき人が打つ、基本的なことですが、強豪校のエースを相手にどこまで実践できるか?が勝負の分かれ目となります。
【投手力分析】
桐蔭高校のエースは3年生の「伊澤由紘投手」です。130キロ台前半のストレートだけでは甲子園では勝てません。スライダーと2種類のカーブをおりまぜながら、頭脳的な投球で打者を翻弄してほしいと思います。
桐蔭高校は伊澤の他にも二人のリリーフ陣がいるのが強みです。全員が全力投球で打線の援護を待つことで、流れをぐっと引き寄せることができるはずです。
部員数わずか19人、他の出場校と比較しても戦力的には不利かもしれません。桐蔭高校の歴史と伝統、たくさんの人々の期待を背負って、普段は発揮できない「見えない力」を甲子園で呼び覚まして欲しい。
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