四国大会王者の英明高校も上位進出を狙えるチームです。今年の英明高校は打力中心のチームで、全国屈指のレベルとなっています。春の選抜高校野球は打高投低の傾向がありますので、打力中心のチームが上位に進出するかもしれませんね。
ただ、英明は神宮大会で同じく強豪の敦賀気比高校に敗れました。それでも平沼投手から5点を奪った打撃陣は強力そのもの、甲子園では持ち前の爆発力で快進撃を期待したいと思います。
※全チーム独自分析中です。是非御覧ください。
英明高校の選手紹介
英明のエースはサウスポーの田中投手です。直球は130キロ台後半でキレがあります。制球力もありますが、課題は右バッター対策でしょうか。攻撃陣は振りが速くて打球が鋭いのが特徴です。一度火がついたら止められない爆発力を持っています。
秋の大会でも、終盤の打線の奮起で逆転勝ちする場面もありました。三番森山の出塁が得点のカギとなりそうです。
※主力メンバーのみ
◆打撃成績
(氏名・学年・ポジション・打率)
・田中寛大 3年生 投手 .409
・山上和伸 3年生 捕手 .333
・冨田勝貴 3年生 一 .375
・橋本駿輔 3年生 二 .333
・湊 亮将 3年生 三 .342
・森山海暉 3年生 遊 .513
・圖子優人 3年生 左 .229
・酒井勇志 3年生 中 .452
・上原 慧 3年生 右 .348
・チーム打率:.370
◆投手成績
(氏名・学年・防御率)
・田中寛大 3年生 2.23
・中西幸汰 3年生 1.32
【戦力分析】
秋の神宮大会に出場しているチームということもあって、全国レベルの戦いができるチームであることは間違いありません。あえて言うなら投手力が他の強豪校と比較すると若干落ちるでしょうか。
打線はつながり始めたら止まらないという怖さがありますが、一発で決められる打者がいないのも特徴です。平均打率はかなり高いので、連打に期待して、投打のバランスが噛みあうように戦う必要があります。
敦賀気比高校を相手に5点を取りましたが、逆に7点を奪われる展開となりましたから、田中、中西の継投でなんとしても相手打線を4点以内に抑えることが必要だと思います。
【投手分析】
エースの田中投手は、安定した制球力とスライダーが武器の左の本格派です。低い重心から投げ込まれる投球は正確でしっかりとしたコントロールを持っています。
スライダーの曲がりが少し甘い感じがするので、この球が真ん中に入ってくると長打を浴びます。また、かなり手前から沈む球を持っているようなので、うまくコントロールしてストライクゾーンからボールゾーンに沈んでいくように投げられるようになると面白いと思いました。
よく見ると縦のスライダーのような球が左打者のアウトコースに沈んでくのが勝負球のようですね。この球でストライクが取れれば狙って三振を取れるようになります。
高めに浮いた変化球は、打者に当てられるだけで遠くに運ばれますね。やはり課題は制球力、特に変化球が高めに入るケースには早めの継投が必要かもしれません。
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