近畿大会準優勝校、京都の立命館宇治高校が春の選抜切符を手にしました。同校は春と夏、それぞれ2回ずつの出場となっていますが、未だに甲子園での勝利はありません。
強豪校がひしめく近畿大会を勝ち残った実力で、初の甲子園での勝利を手にしてほしいと思います。立命館宇治の甲子園初勝利のカギは、エースのサウスポー山下が握っています。
※全チーム独自分析中です。是非御覧ください。
立命館宇治の選手紹介
立命館宇治が昨年の秋に負けたのは、龍谷大平安高校と天理高校です。龍谷大平安の好投手高橋の前に打線が沈黙しました。近畿大会決勝では名門天理高校との対戦。8-4とエースの山下が踏ん張りきれずに敗戦となりました。
今回の立命館宇治の命題は甲子園での初勝利です。投手力、打力とも他の有力校と比較すれば多少見劣りしますが、それでも近畿大会準優勝の実績は大きいです。
※主力メンバーのみ
◆打撃成績
(氏名・学年・ポジション・打率)
・山下太雅 3年生 投手 .207
・百田風太郎 2年生 捕手 .207
・伊藤大賀 3年生 一 .400
・中原優歩 2年生 二 .371
・上西良明 3年生 三 .219
・森田皓介 2年生 遊 .341
・藤岡拓郎 3年生 左 .359
・北原卓麿 3年生 中 .438
・奈良祥平 3年生 右 .400
・チーム打率:.326
◆投手成績
(氏名・学年・防御率)
・山下太雅 3年生 .3.13
【戦力分析】
打力、投手力ともにバランスの良いチーム戦力になっています。どちらかと言うと接戦をものにするタイプのチームなので、エースの山下が試合を作りながら終盤に勝負する展開になりそうです。
投手陣は山下投手が初戦から先発して、勝ち進めばそのまま先発完投スタイルになると思います。連投は慣れているとはいえ、トーナメントが進むと疲れが出てくることもあるでしょう。
まずは1回戦、甲子園での初勝利に全力を尽くして頑張って欲しいと思います。
【投手力分析】
立命館宇治をここまで一人で支えてきたのがエースの山下投手です。11戦してすべての試合を完投しました。おそらく本人も「自分が投げるしか無い」と思っているはずなので、スタミナ的な問題は当面は考えなくても良いと思います。
サウスポーで球速は130キロ前後です。サウスポーならば130キロの直球でも全然勝負できます。サウスポー独特の角度と変化球を活かしてコースに丁寧に投げ分ければ、強豪校の打線もそうは連打出来ないはずです。
投球フォームはなかなかしっかりしています。独特のフォームから放たれるボールは、丁度肩の上から飛び出すように見えます。直球のスピードはそれほどなくても、このフォームなら打者はタイミングをとりにくいはずです。
全体的にチカラが入っているように見えますが、力んで投げるタイプではなさそうなので、試合後半までマイペースでしっかり投げられる投手です。
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