東東京から激戦区を勝ち抜き5年ぶり6度目の夏の甲子園出場を果たした関東第一高校、ここに注目の外野手がいます。 オコエ瑠偉外野手です。
春の大会はベンチ入りすることすらできず、スタンドで声援を送っていたオコエ選手ですが、この夏の大会では大活躍、もちろんオコエ選手一人の力ではありませんが、たぐいまれな身体能力で、プロの目を唸らせました。
注目すべきは、彼のどん欲なまでの走塁です。「速い」と言うことが話題になっていますが、ポイントは判断の速さです。次の塁に行けると判断する速度が速いのです。
行くと決まれば全力疾走あるのみ、甲子園でも注目を集めること間違いありません。
【走・攻・守にスキなし!オコエが甲子園でも大暴れ!】
ナイジェリア人の父を持つオコエ選手、好きな食べ物はイチゴという彼は、チームの中でもムードメーカー的な役割を担っています。彼が打てばチーム全体の士気が上がり、勝利への執念へと変わるのです。
遠投の能力は120m、並みの選手なら80mから100mの間くらいだと思いますが、人並み外れたパワーの持ち主です。遠投の距離はそのまま打撃の飛距離につながると言われています。
遠投が遠くまで正確にできる選手は、打撃のセンスも良いということを教わったことがあります。
この春以降、オコエ選手は筋力強化に重点を置いた練習で、スイングスピードは春までの120キロから140キロにアップ、そのパワーが、高校通算35HRという成績に反映されています。
私の見る限り、オコエ選手のスイングは、決して遠くに飛ばすタイプではありません。金属バットでスイングスピードが速いので、たまたまホームランが多く出ていますが、本来はヒットを量産して足で稼ぐタイプのバッターだと思います。
打撃を見るとよくわかるのですが、バットの出方が非常に自然です。重力に逆らうことがありません。手元ギリギリまでボールをひきつけて、強く叩くイメージです。
このスイングは、プロに行ってから、木製のバットで打った時も通用すると言えるでしょう。
オコエ選手は足の速さが注目されていますね。50mを5秒9で駆け抜けるそうです。ちなみに私の現役時代は6秒2が限界でしたw
センター前ヒットの当たりをツーベースにしたと話題になってますがね・・これはタイミング的にアウト、たまたまセーフになったからいいものの、1塁に出塁して盗塁とか、バントとか、ほかにも策はあるので、私としては褒められた走塁とは言えません。
甲子園では仲間を信じて、つなぐこと、出塁することを第一の目標にして頑張ってほしいと思います。
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