今年の夏も甲子園が賑わいを見せていますね。
実は私の母校が出場しておりまして、勝ち残っております。これは大変喜ばしいことです。
ところで、ブーメラン継投という言葉をニュースで知りました。
この継投というのは、石見智翠館が行ったもので、ピンチになると野手を守っている選手が登板してピンチをしのぎ、再び野手に戻っていくという継投法です。
今までに無かったのが不思議なのですが、1イニングで何度も交代しなければ、ルール的には問題無い・・ということだったと思います。
具体的に何度まで・・ということまではよくわからないのですが、この作戦はアリということになりますね。
最近の甲子園では毎度取りざたされるルールの盲点の問題や、マナーの問題、今日は私としての考えを述べさせてもらおうと思います。
【ブーメラン継投・・作戦としてはアリ?ナシ?】
ブーメラン継投については、はっきりとアリですね。
やりすぎないように、確かルールでも1イニングの交代回数が書いてあったと思いますので。その範囲の中であれば全く問題はありません。
チームの投手陣の特徴によって、定められた範囲の中で選手を起用する。当たり前のことです。
特に最近の高校野球では、投手の負担が増加して、故障者も多いということで、甲子園などのトーナメントでは、ワンポイントブーメランの投手がどんどん登場してほしいくらいです。
◆パフォーマンスバッターはナシ!
確か最近話題になった話で、かっこいいパフォーマンスを行うバッターがいると・・。
これは私個人的に、ナシと判定します。
全然野球と関係ないし、無駄であり、投手に対して失礼だと思います。
バッターだから話題になるくらいで済みましたが、これが投手だったら、バッターに怒られますし、主審から注意を受けるでしょう。
◆超スローボール
超スローボールを投げる投手が登場して「パフォーマンスだろ!」と批判されたことがありましたが・・。
ストライクが入ればストライク、ボール球ならボールと、記録されていくという点で、さっきのバッターのパフォーマンスとは性質が全く違います。
基本的に、危険球以外は、どんなボールを投げても構わないというのが私の認識です。
緊張をほぐすためのパフォーマンスだったとしても、ルールに沿った投球で何ら問題はありません。
◆セカンドランナーのサイン
セカンドランナーが、バッテリーのサインを盗んでバッターに伝達する行為・・これを卑怯だという方がいます。
私が投手をやっていたころは、セカンドにランナーを送るなと教わりました。
セカンドにランナーがいることで、配球が読まれてしまうからです。
グラウンド上にいる選手が、協力して点を奪い合うのが野球ですから、これについても私は全く問題ないと考えています。
セカンドにランナーを送るメリットと考えれば当然です。
◆ファールで粘る
必要以上にファールで粘るバッターもいましたよね。
個人的に、これはアウトです。
意図的にファールを量産するのは、投手の負担が増す原因にもなり、時間も余計にかかります。
ルール上になんら問題はないのですが、今後はファールは5回でアウトとか、必要になろうかと思います。
私の基本的な考え方は、監督、コーチを含め、グラウンド内にいる両チームの人たちが、相手の腹を探り合うのは当然のこと。
相手の監督のサインを読むのも野球なら当たり前です。
今回のブーメラン継投という作戦も、高校野球という過酷な現場だからこそ生まれた手法です。
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