2015年元旦に行われるニューイヤー駅伝の九州予選の結果を
ちょっとした分析を入れながらお伝えさせていただきます。
九州ブロックは、昨年準優勝の「トヨタ自動車九州」や
前評判の高い「九電工」、優勝回数21回の名門「旭化成」と
打倒コニカミノルタを掲げる有力チームが揃っています。
【ニューイヤー駅伝2015九州予選の概要】
◇第51回 九州実業団毎日駅伝大会
◇2014年11月23日
◇コース:福岡市~筑豊~北九州市(全7区間78.8km)
・1区 毎日会館前 ~ 篠栗町役場前 13.4km
・2区 篠栗町役場前 ~ 地蔵まんじゅう前 10.2km
・3区 地蔵まんじゅう前 ~ 飯塚自動車学校前 10.5km
・4区 飯塚自動車学校前 ~ 直方市役所前 12.2km
・5区 直方市役所 ~ カワベ伝説前 9.2km
・6区 カワベ伝説前 ~ 八千代町バス停前 9.1km
・7区 八千代町バス停前 ~ 小倉城歴史の道 14.2km
◇ニューイヤー駅伝2015出場枠:上位6チーム
見どころはなんといっても、トヨタ自動車九州と旭化成の走り
旭化成はなんと全員が日本人選手でした。
昨年の優勝チーム「九電工」は、圧倒的な強さを見せる外国人選手
ポール・タヌイの走りに注目が集まりました。
今回、私が注目した最大のポイントはやっぱり旭化成・・・・。
強豪復活なるかどうか?でした・・・さて、結果は。
【第51回 九州実業団毎日駅伝大会の結果】
◆1位:九電工 3時間54分35秒
・1区:吉川修司 3位 40分35秒
・2区:岩見和明 3位 31分59秒
・3区:高井和治 3位 29分59秒
・4区:西 恭平 4位 36分32秒
・5区:ポールタヌイ 1位 25分24秒
・6区:濵口隆幸 2位 27分38秒
・7区:酒井将規 2位 42分28秒
連覇を狙う九電工は、エースの前田和浩を温存。
5区ではポールタヌイがただ一人25分台の圧巻の走りを見せた。
区間賞が一人だけで優勝できるのはスゴイと感じた。
全員の能力が高いレベルで揃っている証拠だと思う。
本番でもコニカミノルタを脅かす強力な存在になることは間違いない。
◆2位:黒崎播磨 3時間55分18秒
1区:久井原歩 4位 40分36秒
2区:園田 隼 1位 31分36秒
3区:吉元真司 2位 29分47秒
4区:真壁 剛 6位 36分51秒
5区:メラクアベラムアツ 2位 26分08秒
6区:小椋新之介 1位 27分26秒
7区:金子幸司 4位 42分54秒
2区の園田と6区の小椋が区間賞の快走を見せた。
注目の5区の外国人対決はメラクアベラムアツが頑張り2位。
4区の真壁、7区の金子に課題が残るレースとなった。
◆3位:安川電機 3時間55分58秒
1区:北島 寿典 1位 39分55秒
2区:久保田大貴 2位 31分39秒
3区:松山雄太朗 1位 29分39秒
4区:中本健太郎 2位 35分58秒
5区:野本 大喜 9位 27分55秒
6区:平山 竜成 4位 27分59秒
7区:黒木 文太 3位 42分53秒
間違いなく優勝を狙えるレースだった。
1区北島と3区松山が区間賞の大活躍を見せるが
5区の中本が大きく失速・・・。
ニューイヤー駅伝では課題を修正して上位を狙いたい。
◆4位:トヨタ自動車九州 3時間56分00秒
1区:酒井拓弥 2位 40分35秒
2区:加藤泰智 5位 32分33秒
3区:渡邉大輔 6位 30分12秒
4区:小西祐也 1位 35分29秒
5区:タイタスワロル 4位 26分22秒
6区:坂本大志 3位 27分45秒
7区:大津顕杜 5位 43分04秒
4区小西は区間賞の走り、全体的に落差のないチームだった。
タイタスワロルは26分台前半とまずまずの成績を見せた。
◆5位:旭化成 3時間57分32秒
1区:幸田高明 10位 41分26秒
2区:佐々木悟 4位 32分11秒
3区:八木勇樹 5位 30分02秒
4区:堀端宏行 5位 36分36秒
5区:鎧坂哲哉 5位 27分00秒
6区:中嶋和希 5位 28分00秒
7区:出口和也 1位 42分17秒
強豪復活を狙う旭化成は日本人選手を揃えて挑む。
全体的に高いチーム力で勝負。
7区の出口の区間賞は立派。1区の幸田の走りは誤算か・・。
私が一番期待しているチームでもあるので、ニューイヤー駅伝では
落ち着いたレースでトップ争いを繰り広げて欲しい。
◆6位:三菱重工長崎 4時間00分43秒
1区:目良隼人 13位 41分53秒
2区:松枝 翔 6位 32分34秒
3区:岩田勇治 7位 30分24秒
4区:木滑 良 3位 36分17秒
5区:松村康平 7位 27分17秒
6区:佐藤 歩 6位 28分05秒
7区:宮原 卓 7位 44分13秒
1区目良の走りを6人が挽回するレース展開。
4区の木滑が意地の走りで区間3位。
とここまでがニューイヤー駅伝2015に出場するチームとなります。
この結果だけを見れば、「安川電機」が実力がありそう・・。
本番でいかにそれぞれのチカラをまんべんなく発揮させるかが勝負のカギです。
◆7位以下の順位とタイム
7位:西鉄 4時間00分53秒
※6位の三菱重工長崎とは10秒差・・惜しいレースを逃した。
8位:旭化成延岡 4時間10分13秒
9位:京セラ鹿児島 4時間11分33秒
10位:ひらまつ病院 4時間12分33秒
11位:戸上電機製作所 4時間14分17秒
12位:国分自衛隊 4時間15分00秒
13位:北熊本自衛隊 4時間20分05秒
14位:JR九州 4時間20分22秒
15位:曽於陸上クラブ 4時間21分11秒
16位:大村16普連 4時間24分06秒
17位:直鞍クラブ 4時間24分07秒
18位:都城自衛隊 4時間24分24秒
19位:陸自大村4施大 4時間29分25秒
20位:長崎長与AC 4時間34分07秒
やはり関東勢が大きな注目を集める中、九電工や旭化成には
絶対上位争いをして欲しいと思っています。
関東勢VS九州勢のデットヒートを期待しています。
がんばれ!がんばれ!
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