こんちは!ANZです。火山の噴火がとんでもないことになっていますが、今日になって新たに蔵王山で火山性微動が増加しているとの情報が流れました。
宮城県ではこれを受けて、登山客や観光客に注意を呼び掛けています。残念ながら「火山」と呼ばれている場所への観光はしばらくの間避けて通ったほうが良さそうです。
「そんなに過敏にならなくてもいいのではないか?」と言われそうですけど、どこかで制限をかけないと、なんとなく御嶽山のようなことがまた起こりそうで怖いです。
宮城県というと、東日本大震災の時には大きな被害を出していますし、大きな地殻変動もあったと思います。
震災のあと私は5月に現地に入りましたが、建物が数十センチほど浮き上がっている場所もあり、大きな地震の爪跡を体感し、震えあがりました。
その後7月にも私は宮城県を訪れ、津波被害の後片付けなどのお手伝いをしてきました。今こうやって火山活動が活発になるなどの話を聞いて、巨大地震の影響というのは計り知れないものだなぁと感じています。
特に日本は火山が多い国・・というか島全体が火山のようなものですから、山との付き合い方を改めて見直す時期に来ていると思っています。
美しい自然を楽しめる山とそうではない山と、改めてきちんと選別していくことも必要でしょうね。
蔵王山の火山性微動は、御嶽山が噴火する直前のものとよく似ているということらしいです。いきなり突然噴火することもあり得ますから、備えも万全にしておきたいところです。
富士山に近い箱根山でも火山活動が活発になっているという話がありました。箱根山に至っては火山性のガスによって植物にも影響が出ているほどだそうです。
◇そもそも火山性微動ってなに?
火山の活動を知るうえでとても大切なのが火山性微動です。ようは地震なのですが、火山ではマグマの動きや、地下水の沸騰によって地震が発生します。
御嶽山では、地下水がマグマの熱で温められて沸騰し、水蒸気が行き場を無くして爆発しました。
このため、山自体の膨張も少なく大きな変化が見られなかったので、噴火を予見することができませんでした。
また、火山の噴火に対する人々の認識も薄れていたと思います。私も観光でいわゆる「火山」に出かけることがありますが、まさか噴火することがあるなんて思ってもいないですからね。
人間の命がかかっている以上は、「仕方ない」では済まされないわけですから、関係機関には命を守る手段をきちんとアナウンスしてほしいものです。
画像出典:http://sukoshifushigi.livedoor.biz/
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