SONYから独立したVAIOブランド、パソコン業界では以前から話題になっていましたよね。今から約10年ほど前の話になるでしょうか、VAIOがパソコン業界で人気となり、ハイスペックの高額なパソコンであるにもかかわらず、飛ぶように売れた時代がありました。
新しく購入したパソコンが古くなったと感じるのが約5年くらいでしょうか、VAIOのユーザーがVAIOを購入することが減り、みんな他のメーカーに乗り換えていきました。色々と理由があるのでしょうが、私の感覚ではパソコンのVAIOは故障率が高かった・・高スペックなパソコンなので、修理代も高かった・・というイメージが残っています。
そんなこんなでVAIOはSONYから独立し、現在では法人向けのノートパソコンなどを扱っているようです。法人向けのほうがサポートもしやすくトラブルも少ないので、よりリスクの少ない製品のみを残したんだと解釈しています。
VAIO phoneの登場!
私はパソコンの業界から近い立場なので、VAIOが個人ユーザーから離れたことも知っていましたし、価格も安くなったことを知っていましたけども、一般の方にとってはまだVAIOのブランドって「高デザイン・高スペック」のイメージが残っていたんですね(^^ゞ
VAIO phoneが格安スマホとして登場した時には、イメージと異なるということで、ユーザーも困惑しましたし、VAIO側が「格安ではなく法人向け」と説明したことでプチ炎上状態になってしまったようです。
メーカー側もイオンの格安スマホとして売りだされることに一種の違和感みたいなものを感じていたのかもしれませんね。私はVAIOは低価格の路線で割り切っちゃったほうがいいと思いますけど・・。独特のプライドみたいなものは捨てちゃったほうがユーザーに受け入れられるような気がしてなりません。
◆VAIO phoneは買いか?
これからVAIO phoneを検討しようとしている方が最も悩む点、VAIO phoneを選ぶべきかどうか?だと思いますが、私としてはVAIO phoneを選ぶ理由がほとんど無い・・と思っています。
OSはAndroidですし、他にもっと安いスマホが販売されていますから・・他と変わらないのであれば本体価格の高い(5万1840円)VAIO phoneを選ぶ理由がありません。
すでにSONYが展開しているブランドの中で、VAIOブランドの新製品を登場させることは、正直やりづらかった・・と思いますが、やる方には「差別化」が必要で、OSをWINDOWSにしてみるとか、特徴的な新機能を搭載するとか、もう少し工夫が必要だったかと思います。
VAIOが「法人向け」と言い訳をしたのは、法人向けなら「高スペックは必要ない」「無駄な機能も必要ない」という理由もあったのだろうと推測することができますよね。
本体価格が月額2000円、通信料が1980円ということで、月額の料金は通話をまったく使わなくても4000円となり、通話をするのであれば、1分間で40円かかる計算となります。
現代はLINEなどのアプリで無料通話ができる時代になりましたが、通話料のことが気になって電話もかけられないのでは持っている意味があまり無くなってしまいます。
私はスマホを多く使いますので、電話し放題、ネットし放題で契約しています。Android携帯の場合、最近アプリが重くなっている関係で、きちんとスペックを選んで購入したいところですね。
ライトユーザーはもっと安いスマホを選びますし、ヘビーユーザーは高スペックのスマホを選びます。今回のVAIOスマホ、相当中途半端なスペック、価格です。できればどっちかにして欲しかった・・。
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PCWorld s Gordon Mah Ung, Florence Ion and Jon Phillips discuss the significance of the new Windows Phone release from VAIO.