夏の甲子園がいよいよ開幕します。先日新聞の記事を見ていましたところ、学習の一環である部活動がここまで盛り上がり、選手たちが過酷な日程をこなすことに疑問を唱える記事がありました。
今年も高校野球の選手たちにとっては、過酷な夏となりそうですが、日頃の練習の成果を、甲子園と言う大舞台で思う存分発揮して、悔いの残らない高校生活としてほしいと思います。
さて、今日はいよいよ開幕する甲子園の優勝候補をズバリ予想してみます。予選の段階で、私が優勝候補筆頭と予想していた浦和学院は、残念ながら予選で敗退してしまいましたので、あまりあてにならないかもしれませんけど( ゚Д゚)
今年のスター選手と言えば、やはり早稲田実業の清宮選手ですね。彼はまだ1年生なので、これからもうひと踏ん張りできるかどうかで、将来が期待される選手に成長します。正直今のままではとても無理、頑張ってほしい逸材です。
【夏の甲子園勝利のカギは・・・・】
あてにならない私の甲子園の優勝予測・・・。
今年は、仙台育英高校、敦賀気比高校の2校に絞られると思っています。夏の甲子園での優勝のカギを握るのが、充実した投手陣です。
今年の甲子園の傾向としては、打高投低となっていますので、どこかのチームの打線が爆発して・・と言う展開も考えられるため、コロッと負けちゃうかもしれませんけど・・。
■仙台育英高校 佐藤世那のリベンジに期待
仙台育英の注目選手は、平沢大河よりも佐藤世那。
私は春の時に、佐藤世那投手にとても厳しい評価を下していましたので、夏は「東北がんばれ!」の声援を送りたいと思っています。
佐藤世那投手を見るときに、絶対に見てほしいポイントがあります。
それは直球の伸びではなくて、2種類のフォークボールです。速度の違う2種類のフォークボールがありますから是非ご覧になってください。
基本的な投球スタイルは、アウトコースの直球と、速いフォークでカウントを取り、直球を見せながら緩急をつけた遅いフォークボールで三振を奪います。
インコースに正確にコントロールできれば最強投手と言えるのですが、まだそこまでの実力はありません。
アウトコース低めにビシッと直球が決まる展開になれば佐藤世那投手のペースと見てよいでしょう。
仙台育英高校を優勝候補筆頭に選んだ理由のもう一つに、長いトーナメントを戦うスタミナということがあります。
佐藤世那投手は連投には向かない投手だと思いますが、百目木投手がなかなか良い。
打力は申し分ないので、3点勝負の展開になるように采配すれば、上位進出は全く問題ありません。
※一回戦 8月9日 15:30 明豊高(大分)vs.仙台育英高(宮城)
■敦賀気比高校 春夏連覇を狙う
春夏連覇を狙う敦賀気比高校も優勝候補の筆頭です。
2人のエース級の投手、破壊力抜群の打線が魅力の学校ですが、春夏連覇のプレッシャーは半端じゃありません。
ちょっとした心の隙間を付け込まれる展開に要注意です。
打力中心のチームは、どうしても波が荒くなってしまうので、犠打やチームプレーを心掛けさせる采配が必要です。
敦賀気比高校のエースナンバーは平沼翔太投手です。
平沼投手の特徴も変化球です。私が見る限り、あのスライダーを高校生がとらえるのは至難の業と言えると思います。
左打者のアウトコースにしっかりコントロールされた変化球は、後ろから見ていても瞬間的に止まっているかのような、しっかりとブレーキがかかる素晴らしいものがあります。
打席に立って、伸びのある直球を見せられた後のスライダーは、本当に一瞬ボールが止まりますww
私は打撃には自信があったのですが、当時高校生の直球を見せられ、「絶対打てる」と思って打席に入りました。2・3球直球を見せられた後に、スライダーが来ましたが、ボールが手を離れた瞬間は直球と全く同じ、途中でボールがキュっと止まる感じがしました。
あの時の衝撃は今でも忘れられません。
平沼投手の変化球は、まさにその時のことを思い出させるような、すばらしい変化球です。
敦賀気比高校は揺るぎない優勝候補筆頭だと思いますが、勝負事は追っている方が強い・・・、白熱した戦いに注目しましょう。
※一回戦 8月8日 10:30 敦賀気比高(福井)vs.明徳義塾高(高知)
2015年の甲子園も酷暑の中での厳しい戦いとなります。
浦和学院、大阪桐蔭が予選で敗退するという波乱の甲子園、この2校の試合には是非注目してみてください。
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