東海大菅生には打投両刀の勝俣翔貴選手がいます。プロのスカウトの視線を集める勝俣選手は投手としては最速142キロの速球と、鋭いスタイダーが武器です。
また、打者としての実力も一級品。1年生からレギュラーの3番打者として、2年生からは4番を任されるまでに成長しました。「どちらかと言うと打撃が好き」という勝俣選手の活躍に注目してください。東海大菅生のチームの印象は「地味」であること。大量得点も少なく、大量失点も少ない接戦に強いチームです。
東海大菅生の選手紹介
神宮大会では準優勝校の浦和学院を相手に1-6の敗戦。大量失点がそのまま敗戦につながりました。東海大菅生が勝ち残るためには3点以内の勝負が必要となります。打撃、守備の両面でバランスよくチカラを発揮できれば上位進出も見えてきます。
※主力メンバーのみ
打撃成績
(氏名・学年・ポジション・打率)
・勝俣翔貴 3年生 投手 .414
・齋藤駿汰 3年生 捕手 .182
・馬場大輔 3年生 一 .357
・小川貴広 3年生 二 .265
・伊藤壮太 2年生 三 .421
・江藤勇治 3年生 遊 .400
・阿部 翔 3年生 左 .212
・小磯和貴 3年生 中 .360
・本橋実生 2年生 右 .200
・チーム打率:.312
投手成績
・勝俣翔貴 3年生 1.29
【戦力分析】
やはりこのチームは勝俣の活躍にかかっているチームです。公式戦はすべて勝俣が投げ切っているので、選抜でも5試合を投げ抜くつもりでいるに違いありません。
攻撃陣としては、やはり勝俣が中心ではありますが、4番の江藤の存在が大きい。江藤がチャンスで打つことができれば、シニア時代からのチームメイトの勝俣の調子も上がってくると思います。
【投手力分析】
良い意味で少しチカラの抜けた感じ、そこから素早い腕のふりで放たれる直球、同じ腕の速さでの大きなスライダー、私が想像していたよりもはるかにいいピッチャーでしたw
とにかく腕のふりが速いので、変化球と直球の的を絞りづらいのが特徴です。ランナーを背負っても基本的に投球モーションが変わらないので、ランナーが勝俣投手の素早いモーションを盗むのは難しそうです。
力んで投げている印象もありませんので、スタミナ的な問題はありません。右打者のアウトローへのコントロールもしっかりとできています。腕の振りがとにかく速い・・バッターがボールを捉えるのが大変なくらいです。
率直な印象では、「お、これは思ったよりいいぞ!」という感じです。コントロールに注意して投げていれば選抜でも2失点以内の投球ができると思います。
この投手はこのままの状態でそのまま成長していけばプロでも通用する投手になる素質を持っています。投球フォームなどはほぼ完成形に近いです。下半身も相当鍛えられている印象なので、春よりも夏が楽しみな投手だと思います。
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