健大高崎も急速にチカラをつけているチームで、場合によっては今大会でも上位進出の可能性があるチームとしてチェックしています。秋の群馬県大会では2年連続の優勝、関東大会でもベスト8まで勝ち進みました。
2002年創部とまだ新しいチームですが、2012年には春の選抜大会ベスト4、昨年の夏はベスト8まで勝ち進み、いずれも大阪桐蔭高校に敗れています。
※全チーム独自分析中です。是非御覧ください。
健大高崎の選手紹介
どちらかと言うと打撃のチームです。投手陣は原則として完投ではなく継投で相手打線を沈めます。各チームともエースが1試合を投げきることが多い高校野球では、2番手以降の投手が育たないケースも多くあります。
今年の健大高崎は、エースの川井が完投することもできるし、リリーフには橋詰が控えています。リリーフが安定しているので、川井投手が安心して投げられることがトーナメントを戦う上で優位性が高いと思います。
※主力選手のみ
(氏名・学年・ポジション・打率)
◆打撃成績
・川井智也 3年生 投手 .353
・拓殖世那 3年生 捕手 .417
・大島匡平 3年生 一 .526
・林 賢弥 3年生 二 .323
・柴引良介 3年生 三 .455
・相馬優人 3年生 遊 .237
・佐藤 望 3年生 左 .419
・春日優馬 3年生 中 .444
・皆川倫之 3年生 右 .125
・チーム打率:.366
◆投手成績
・川井智也 3年生 1.62
・橋詰直弥 3年生 5.06
【戦力分析】
打力の高いチームなので、相手チームのエース級を打ち崩すほどのチカラがあります。攻撃の要はキャプテンの拓殖選手、守備では捕手を務める彼のバットが甲子園のスタンドを捉えるかにご注目ください。
攻撃陣は優勝候補を潰せるほどの迫力がありますので、あとは投手陣です。得意の形は、川井が6・7回まで試合を作って、リードを保ちながら橋詰がリリーフする展開です。
打ち合いになれば、継投策を選べる健大高崎の選手層の厚さが物を言います。
【投手力分析】
井川の直球は素直に行き過ぎると必ず連打を浴びます。スライダーをアウトコースに上手くコントロールしながら、ストレートはインコース低めのボール球で良いと思います。内と外の出し入れをしながら結局ボール球を打たせるような投球を心がけたいところ。
井川投手の投球は、小さいフォームながら球威は抜群です。変化球と直球で腕の振りが変わらないので、変化球の後の直球に振り遅れている打者が多いのが印象的でした。
ネックはやはり右バッターアウトコースへのコントロールです。インコースへは比較的良いボールが来ていましたがアウトコースに投げるときにやや逃げ腰になっている感じがします。
きわどいピッチングが出来ないと甲子園では長打を浴びる危険性が高いので、フォアボール覚悟で内角低めを丁寧に投げて欲しいと思います。
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