夏の大会8連覇中の聖光学院が有力視されている福島県の夏の甲子園を目指す大会。いったいどのチームが、聖光学院の9連覇を阻止するのでしょうか?
前評判を見ても、聖光学院の評価が高く、投手層の厚さと言う意味でかなり有力とのこと。春の大会準優勝、猛打のいわき光洋、そして、秋の大会優勝校の日大東北などに期待がかかります。
県大会の日程:7月9日~24日
■2015年春の大会戦績
優勝:聖光学院
準優勝:いわき光洋
ベスト4:磐城・福島商
ベスト8:学法石川・小高工・相馬・白河
■2014年秋の大会戦績
優勝:日大東北
準優勝:東日大昌平
ベスト4:光南・福島商
ベスト8:福島東・磐城・聖光学院・学法石川
聖光学院が前評判通りのチカラを発揮すれば優勝は固いところだと思います。私の県でもそうなのですが、「打倒優勝候補」と言うことで、県立勢や他の私学が、光星学院相手に、想像を超えたチカラを発揮することがあります。
【聖光学院の投手分析】
それでは、福島県の優勝候補と言われている、聖光学院の投手分析をしてみましょう。
■今泉慶太投手
ちょっと状態が高く、腕の振りで勝負するタイプの投手に見えます。上半身で投げているので、球が高めに浮くことが多く、インコースへのコントロールができません。
特に左バッターが相手の場合は、アウトコース主体のピッチングで、変化球が低めに決まれば三振を取れる投手だと思います。
■森久保翔也
ゆーったりとした投球フォーム、ストレートは140キロに迫ります。角度があるので、バッターから見るともっと速く感じるかもしれません。
春の時点で下半身にも力強さは感じましたが、もう少し鍛えると自然と低めに球が集まるようになりそうです。どちらかと言うと、私は森久保投手のほうが安定して投げられそう・・と思っています。
■鈴木拓人(2年生)
聖光学院の投手陣を鉄板のように固くしている存在が2年生の鈴木投手の存在です。足を上げた瞬間に、グラブを右足の内側に隠すようにして投げるのが、鈴木投手の特徴です。
ボールがどこから出てくるかわからない・・と言うことで、1巡目に打ち崩すのは至難の業だと思います。下半身、特に腰から下がどっしり、インコースへのコントロールも安定しています。
暑い夏の大会、勝ち進むほど投手は連投となります。実用的な3人の投手陣が普通に機能するだけで、聖光学院は安定した防御力を発揮できそうです。
ただし、3人とも絶対的というまでのところまでは来ていないと思いますので、他の高校が打ち崩すチャンスももちろんあります。磐城・いわき光洋・福島商などの公立高校の活躍にも期待しています。
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