茨城大会101校の頂点、悲願の夏の大会初出場となった霞ケ浦高校。プロも注目する189cmの大型右腕、綾部翔投手に注目して見たいと思います。
もちろん、霞ケ浦が勝ち進んできたのは、綾部投手だけの力ではありません。決勝戦では安高投手が安定したピッチングを見せました。
夏の大会では、安定したピッチングができる投手が2・3人は必要となります。そういった意味でも、霞ケ浦高校は甲子園でも台風の目になり得る存在です。
今日は、注目選手としてプロからも期待の視線が集まっている綾部翔投手の投球に迫ってみたいと思います。
【まだまだ伸びる!これからが楽しみな選手】
綾部翔投手は身長が189cm、体重86kgです。おしりから太もものあたりを見ていただければわかると思いますが、どっしりとしていてユニフォームがきつそうです。
これは、冬の間にしっかりと厳しいトレーニングを積んできた証です。長身を支えるために、強靭な下半身は必須と言えます。
投球フォームはしっかりと腕を振り下ろすタイプの本格的なオーバーハンドです。
直球は145km/h、鋭く変化するスライダーも武器になります。
気になるスタミナ面ですが、投球フォーム的に長いイニングを投げ続けられると思います。ただ、まだまだ投球が単調になりやすいため、継投を視野に入れた戦いになってくるはずです。
少し気になるのは、長身と下半身の充実のわりに、ボールにスピードが乗らないことです。
これだけの体格から繰り出されるストレートは、150km/hを超えてもおかしくはありません。そういった意味ではまだまだ伸びしろがあり、プロに行ってから成長が見込める投手です。
現在は、チェンジアップ、カーブを織り交ぜた投球をしているようですが、彼の場合は直球とストレートをもう少し練習すれば、並みのバッターでは手が出なそうです。
霞ケ浦高校にこんな素晴らしい投手がいるとは・・驚きでした。
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